こんにちは、たまおです。
今回はプチ毒親・プチ生きづらさから離れて保護猫・元野良猫・野良猫・地域猫について語っていきます。
現在は保護猫8匹を自宅で飼っていますが、人生で関わってきた猫は20匹以上に上ります。犬は私の記憶だと7匹です。
保護猫についてどこから語るか……悩んだ末、始まりの猫から語ることにします。
我が家の始まりの猫、今や伝説の猫神様となっています。(私の中で)
と同時に幼かった私を振り返って、もっと猫に優しく接することが出来たのではないかと思うこともあります。
ではその始まりの猫神様についてご紹介いたします。
側溝にはまっていた猫を見つけたのは当時の飼い犬
私がまだ3歳とかですね。
当時飼っていていた元野良犬プーちゃん。この子が散歩中に発見してくれました。
初っ端から話がそれますが、プチ毒母は満足にお世話していなかったんじゃないかと思います。
プーちゃんも外飼いでなかなか可愛がってあげられなくて可哀そうなことをしたと思います。
最終的には別の人にお世話を頼むようになってました。まだ幼稚園小学校の私にはなぜそうなっていたのか全く分かりませんでした。もっと大事にしてあげるべきだった……ごめんね、プーちゃん。
私は全く知らないので当時の話はプチ毒母からの伝聞のみです。
プーちゃんの散歩中に、なぜかプーちゃんが側溝にこだわって離れようとしなかったそうです。
不審に思った母がよくみると、なんと側溝で泥にはまった子猫が!
すぐに救出して動物病院へ。
病院では「下半身不随。安楽死を」と勧められたが
前日に台風があったので暴風で吹き飛ばされたのではないか、それか車にはねられたか、と聞いてます。
どういう状態だったか、まだ小さかった私は知りませんが、聞いたことがあるのは
「もう下半身は一生動かないでしょう。安楽死をさせたほうがいい」
と獣医からすすめられたと。
しかし結局は安楽死をせずに、我が家へ連れて帰ることになりました。
前足だけで逞しく生きる猫

もう排便も自分ではできないので、母が手で押し出し、お風呂場で洗ってあげることも。排尿は勝手にしていたのか、人間用の紙パンツに尻尾穴をつけて装着していました。
先日ホームセンターで猫用の紙パンツを見かけました。サイズも色々あるのですね。
今から20年前にもあったのでしょうか? 絶対そのほうが猫も快適だったのではないか、と思います。オムツカバーも絶対あった方がいいような気がします。
前足で移動するので、オムツがだんだんとずれて来るんですよね。

上半身は動きます。前足だけで家の中を走ることも、段差をよじ登ることも出来ました。引き戸だって自分で開けます。
とても逞しく10年間生きてくれました。
当時のペットへの考え方

私が小学1、2年生のころ、家族旅行(ほぼ記憶にないけど)に行くときに一度だけ、猫をベランダに出して大量のごはんと水を用意して家を空けたことがあります。何故そうしたのか、もちろん家を仕切っていた母の判断ですが、何故その考えに至ったのかわかりません。
結局、外にいた間にカラスにいじめられていたようでしたが……その事実だけを覚えていて、具体的に猫の様子がどうだったかは覚えていません。
今の私だったら絶対反対します。当時の母がなぜそんな方法を選んだのか理解できませんし、聞く気もありません。理解できることはないでしょう。
その一方で、猫のトイレのお世話は母がやっていました。おしっことうんちでドロドロになった猫を洗ったり紙パンツを変えたり。
猫のお世話はするけど、病院へ連れて行っていた記憶はあまりありません。
今、私は自分の猫に異変があるとすぐに病院へ連れていきますが、当時、母が猫を通院させていた記憶はないのです。
だから体のどこが悪かったのか、私は知りません。
最期は病院で

最期には通院も何度か行っていたようです。家でもよく吐いていたのを覚えています。
そして調子が悪くなった猫を病院へ入院させるも、よくならず、そのまま病院で亡くなりました。
病院に預けていたらよくなると思い込んでいた。
そのまま死ぬとは予想もしていなかった。
と言っていました。
病院へのお迎えは、たぶん母一人で行ったのかな。覚えてません。
当時住んでいた家の庭に埋葬
家に帰ってきた猫を見て、でも長くは見ていられませんでした。
悲しくて、辛くて、泣くところを誰にも見られたくなくて涙を隠そうとして、そっぽを向いていました。
その猫さんは、その当時住んでいた家の庭に、母の手によって埋葬されました。
そして猫に関するものも一切捨てられました。
猫に関連するものが置いてあると悲しくなるから。
だそうで、プチ毒母の実兄が亡くなったときも関連するものをすべて処分したとのことです。
それもどうかと思うけど……当時高校生だった私ですら「そういうものだろうか?」と疑問は抱いていました。
猫が亡くなった後

約10年間猫と生活していましたが、突然猫だけがいなくなりました。生活していてもつい猫を目で探してしまいます。
動物がいない生活が少しの間続いて、どういうわけか「小型犬を飼おう」という話になりました。
誰が言い出したのかも覚えてません。
近くの大型のペットショップが出来たから、母と一緒に見に行ってその可愛さで衝動的になったのかもしれません。
ペットショップからチワワをお迎えし、数か月後には一匹ではかわいそうだからと二匹目を、三匹目はほぼ衝動買い、四匹目も同じような感じで、一年で計チワワ4匹の生活になりました。
チワワたちとの生活もかけがえのないものですが、保護猫とは事情が違うのでこのブログではメインに語ることはない予定です。
まとめ
私の猫ライフはこの子が始まりでした。物心ついたときからいる猫でした。
幼少期、家庭環境の変化に伴い情緒不安定だった私は、猫に優しくすることが出来ないときもありました。今でもその後悔が消えません。
今は絶対に猫に感情的になることはありません。いろんなものをひっくり返されたりしても、それで猫に腹が立つなんてこともありません。猫ですから、人間の道理が通じないのは当然なのです。
こうして始まりの猫さんを見送って数年は犬との生活でしたが、やがて第二の猫が登場することになります。
その子はまるで初代猫さんにそっくりな柄でした。
次回は、その子のお話を。