保護猫

ボンネットから子猫!犬4匹と子猫1匹になる【保護猫ストーリー】

猫と文字「犬と猫」

こんにちは、たまおです。前回から保護猫ストーリーに入りました。

ピンク色の毛布を掛けた猫と文字のアイキャッチ画像
初代猫は下半身不随【保護猫ストーリー】 こんにちは、たまおです。 今回はプチ毒親・プチ生きづらさから離れて保護猫・元野良猫・野良猫・地域猫について語っていきます。 ...

前回は始まりの猫についてでした。台風か車にはねられたのか、なんらかの事故のために下半身不随となりオシメをつけて前足だけで逞しく生きた猫さんです。

その後チワワ4匹との生活だったのですが、約5,6年後に突然子猫が現れました

今回はこの二代目猫さんについてです。先に言っておきますと、既にこの子は猫神様となられました。

車のボンネットに入ってやってきた

職場に子猫がいる!

捕まえて連れて帰るから!

私が大学4年生のころ、突然母親からそんな電話がかかってきました。

ど、どういうこと……!?

そして間もなく母親が帰ってきました……子猫の入った段ボールを抱えて。

一体どういうことなのか聞いてみると、つまりこんな経緯だそうです。

  • 職場の従業員が「車から猫の声がする」
  • ボンネットを開けると子猫が入っていた!
  • 従業員「途中でコンビニによって、それから聞こえたからそこで入ってきたのかも」
  • ボンネットから飛び出て近くの野原に逃げ込んだ子猫を探し回り、どういうわけか母親が段ボールで捕まえた。
  • 家に連れて帰ってきた。

今の私は猫を捕まえるとき、捕獲機(協力団体からレンタルしてくる)・虫取り網・洗濯ネットからのキャリーケースです。

ところが当時そんな装備もなく、技術も知識もない母親が、よく捕まえられたなあ……と驚きです。

とりあえず猫用のご飯と水を食べさせました。ものすっごい量を食べるので、

よっぽど腹が減ってたんだね……。

でも一気に食べたら逆にお腹がびっくりしないかな?

ほどほどにしておこう。

と母が言い一旦やめさせました。

ご飯を食べる子猫
捕まえて間もなく、段ボール箱の中でご飯を食べる二代目猫

そしてすぐに病院へ連れて行きました。見た目に怪我はないけど、病気や見ただけではわからない以上などを検査するためです。

そこで獣医さんに言われたのが

獣医

猫ちゃんは自分で食事にストップをかけられるから、大丈夫ですよ。

今は食べたいだけ食べさせてあげてください。

とのことだったので、帰ってから好きなだけ食べさせました。お腹ポンポンの子猫の可愛さたるや!

捕まえたはいいものの誰が飼う?

そして次の話題にあがったのが、うちで飼うのか? 里子に出すのか?

すでに犬が4匹いたことと、先代の猫様の悲しみがあってすんなりと「うちの子にしちゃお!」とはなりませんでした。

そこで母の職場内で里親探しをしてみたところ、候補者が現れるのです。

一度は里親にわたる話も出たが

その方のところでは既に猫を一匹飼っているとのこと。ご家族で話し合い、二匹目を迎え入れたいという話になったようです。

そういう結論を聞いたのが、実は一時保護してから数日後のこと。

保護した当日にそう云う話に決まっていれば――。

布団の上に座っている子猫
出会いは10年前。まだあどけない。

久々の猫、あまりの可愛さに手放せなくなってしまう

お察しの通り、数日の間家でお世話するうちに情がわいてしまいました。やはりうちで飼うことにした、と里親希望者にお断りを……。

今思えば自分勝手だなあと呆れます。そちらのお宅にもらわれていた方が幸せだっただろうとも思います。何せ数年後には次から次へと猫が増えていったわけですから。

子猫の可愛さに負けて自分の子にしてしまうか、その子の将来を考えて大切にしてくれそうなお宅に引き渡すか……この当時はそんな考えが出来なかったんですね。

ベッドで寝る子猫
保護した2日後には私のベッドで寝てた

先代猫とそっくり

前回の記事を見てくださって方はもしかしたら気づいたかもしれませんが、この子、ものすごく柄が似てたんです!

20年前の初代猫
二代目猫さん(子猫時代)
箱に入っている猫
箱に入るのが好きな二代目猫(大人)

初代猫さんは目が緑色でしたが、この子は茶色。

初代猫さんは鼻筋から鼻が黒かったけど、この子は白から肌色。

そしてこの二代目猫さんは尻尾が短くて先端がくるっと丸まってました。

その当時調べて初めて知りました。ショートボブテイルというのですって。

この無いみたいなちっちゃな尻尾がポフポフしててとても可愛いんです!

この後から尻尾の長い猫を飼うようになりましたが、うねうねと動くのが不思議でした。尻尾のない猫を見慣れていたので、猫の尻尾を含めた長さを認識できず尻尾を踏んだり挟んじゃう事件が何度か……。

そして20匹以上の猫を見てきましたが、この二匹のような柄の猫はまだ見ていません。この錆猫とも違うごちゃごちゃのほんのり縞々で一応は三毛(一応三色あるんです)……何柄というのかいまだにわかりません。

命名「ジジ」

うちの猫にすると決めてからは名前が必要。

猫の名づけランキング上位にあります「ジジ」にしました。

これは黒猫由来ではなく、チワワの中に血統書の名前が「リトル・キキ」だった子がいたんです。その子にちなんで、キキがいるならジジ、ということで。

ジジちゃんになりました。

チワワと子猫
黄金色のチワワがリトル・キキ(血統書の名前が)

我が家には先住犬チワワ4匹がいたが問題なく

よくこんな声を聴きます。

「犬と猫って一緒に暮らせるの?」

「うちは犬がいるから猫は飼えないよ~」

という方がいらっしゃいます。まあ「無責任に猫を飼わない」という点では尊重します。

ただ言いたいのは、猫も犬も一緒に飼えるよ!ということです。

今ではSNSでも犬と猫の共同生活の様子は当たり前に拡散されてますよね。

私は下記にあげた方々のSNSが好きです。

まめきちまめこニートの日常(ブログ)

snowhoney3ohagi(石田ゆり子さんペットインスタ)

うちでは小型犬(チワワ)4匹と猫1匹でした。

一緒にくっついて寝ることはなかったけれど、猫にとったらチワワは丁度良い遊び相手だったようで……というか、ライオンがヌーを狩るかのように、猫が犬を狙ってました。

それも襲い掛かる相手をちゃんと選んでいるので標的にされる犬は同じ犬です。

何も知らぬ犬がとことこ床を歩いているところを、ソファの上から猫が狙いを定め……

通り過ぎて行った後に、上から降ってきて犬のお尻に襲いかかる!

悪辣極まりない、上から降ってくる通り魔に奔放されるチワワ。振り返ったときにはもう猫はソファの上に逃げているのです……。

――あるいは夜就寝前――。

ベッドの上にいるチワワを、ベッドの下から猫が這い出てきて襲い掛かるというホラー事件も。

簡易ベッドだったのでベッドと床との隙間が狭いんです。猫にとっては上を向くと丁度爪をひっかけて仰向け移動できるという狭さ。

犬はベッドの上から下にいる猫に威嚇し。

猫はベッドの下で爪をひっかけて、仰向けになりながらガガガッ!と這い出て来る。

犬が「ガウ!」と威嚇しようとしても猫の方がザッ!とベッドの下に隠れるほうが早いんですよね。

犬はまたどこから猫が出て来るのかと上から見張って……ワニワニパニックならぬ猫猫パニック状態でした。

若い猫にとっては、チワワはおもちゃ兼同居人みたいな感じだったのでしょうか……。

チワワ4匹と猫1匹
犬のご飯に平気で手を出す猫

そういえばまだ子猫時代にケージに入れていた時、興味津々な犬2匹は柵に鼻を突っ込んでじーっと眺めていました。吠えるでもなく虐めるでもなく、隙間に鼻を突っ込んで、じーーーーーっと眺めてる姿はとても可愛かったですよ。

ケージから出した後も何事もありませんでした。というか、猫の方が犬を相手に絡んでいってましたね。子猫に怖いものなしです。

茶色の小型犬と灰色の子猫
末っ子のチワワ(というかダックスとのミックス)に威嚇?
一緒にご飯を食べるチワワと子猫
犬と並んでご飯
近づくチワワと威嚇する猫
初対面の時は全力で膨らんでた

主なお世話は私が担当

大学4年生のころは授業はほとんどなく、家にいる時間も多かったです。ご飯、トイレ、遊ぶのも私だったので自然とジジも私に懐いてくれたと思います。

私が部屋にいれば一緒に部屋でごろごろしてるし、居間にいれば居間の洗濯物で寝てました。私がいない間は姉に遊んでもらっていたようです。

夜も一緒の部屋で寝ていたがアレルギー発症

人間の上で寝る子猫
保護して1週間後、私の首の上で寝るように。なんで猫って首の上で寝るの?

子猫の時は一緒に布団で寝てました。

猫って夜になると運動会をする、と言われますが私はその経験がありません。私が飼ってきた子は、人間と一緒に寝て人間と一緒に起きる猫ばかりです。

それでも夜中にこそっと悪さはするので……起きたら服の山が崩れてたり、ガラスランプが落とされて粉々になってることがありました……。

ショックはショックですがジジに怪我はないか、そのほうが怖いんですよね。どれだけ掃除しても見えない破片がジジの肉球に刺さったらどうしよう!?と。

幸い、この時は何事もなく、ただお気に入りのランプが破壊され、朝から大掃除をするという羽目になっただけでした。

それ以来、割れるものは置かない!という教訓を得ました。いいですか、猫が悪いんじゃないんです。猫に悪戯されたら困るような環境を作っている人間が悪いのです。

布団で寝る子猫
猫もやっぱり布団が好き

ところがアレルギーのため体が痒かったり鼻や目の症状が出たり、そのため病院で薬をもらうという生活になりました。ジジと寝るのが原因なのか……と絶望し、夜は泣く泣く部屋から閉め出しました。

よくジジがドアの前で悲しそうに泣いてました……当時流行っていたアナ雪の歌のように「ドアを開けて~」

まあ、ジジが勝手にドアを開けて、気づいたら朝部屋にいるなんてこともありましたが。

私の一人暮らしのため一時的に離れ離れに

そして私が大学卒業後、全く分野違いの国家資格取得のために養成学校へ行くことになりました。通学に2時間かかるため、学校の近くで独り暮らしをすることにして、ジジちゃんは実家に残して家族に任せることに。

その一人暮らしの経緯はこちらで詳細に語っています。

猫と「人生初の一人暮らし」
人生初の一人暮らしを始める:学生編 開いてくれてありがとうございます。たまおです。 プチ毒親育ち・プチ生きづらさを抱えていると発覚するより前に、私は一人暮らしを続け...

この時はジジ目当てに週末によく帰省してました。そのおかげか、飼い猫に忘れられる、なんてこともありませんでしたね。

その後始まった猫と私の引っ越し遍歴

養成校時代が終わってからは実家に戻り、また実家でのチワワ4匹と猫1匹と家族との生活になりました。

しかし家族と生活することのストレスが高じて、ただ家族と離れたいがために再び家を出ることになります。

さらに二度目の一人暮らしでは猫も一緒に連れて行った

猫と「人生二度目の一人暮らし」
人生二度目の一人暮らしを始める:就職編 こんにちは。たまおです。 前回は、毒親育ち・生きづらいと発覚するより前の、まだのんきな学生時代からすでに一人暮らしの快適さに感激...

この時代は私にとっては家族のストレスがなく非常に快適でした。

ジジにとってはどうでしょうか?

環境の変化があったときはストレスだったかもしれませんが、体調を崩すこともなかったです。ジジ、犬とも離れて初めての一人っ子時代

ジジが走れるように広めの部屋を借りたので運動不足解消のためにおもちゃで遊ぶこともよくありました。

カーテンレールの上を歩く猫
賃貸のカーテンレールとエアコンなのに恐ろしいことを…
膝の上に座る猫
基本的に抱っこが嫌いだったけどたまに甘えてくる

さらにさらに三度目の一人暮らしにも連れていく

その後なんやかんやあっての引っ越しに、勿論ジジちゃんも一緒。

猫と「三度目の一人暮らし」
人生三度目の一人暮らしを始める:一軒家編 こんにちは。たまおです。 一人暮らし遍歴も学生編、就職編(正確には実家暮らしが嫌になった編)、と続いて今回が3回目となります。 ...

このころ、まだ私とジジだけでしたが、ある時二匹目を迎えることになりました。

最初はジジが威嚇しながらもたまには隣で寝ることもありましたが、結局ジジは心を許すことはなく嫌ってましたね。

灰色の猫とベージュの猫
ジジと三代目猫。ジジちゃんいつも目つき悪い。

ここからどんどん猫が増えて来て、ジジ的にはストレスだったでしょう。それまで自分一人が一番可愛がられてたのに変な猫が次々増えて……。

多頭飼育するときは先住猫を優先せよ、と教えがありますが徹底的できてなかったんですよね。

私がいない時間や一緒に寝るときは、ジジを一人部屋にするようにはしてました。一人部屋にするとやっぱりのびのび甘えて来るんですよ。

が、もともと人間と一緒に寝る猫ではない野性味の強い猫……代わりに人間と一緒に寝るのが好きな猫がベッドに来ることが増えてしまいました。

最終的に実家で私とその他大勢の猫との生活

またもや、いろいろあって実家に戻りました。

猫と「四回目の一人暮らし」
人生四度目の一人暮らしを始める:実家編 こんにちは。たまおです。 養成学校時代、就職後自由を求めてアパート編、節約重視の一軒家編(職場に隣接編)、と続いて、ついに四回目...

この時は

  • 犬1匹(数年の間に他のチワワ3匹は心臓病やリンパ腫で亡くなってしまいました)
  • 猫5匹

という状況になっています。この犬1匹とジジは一緒に暮らしていましたが会うのは数年ぶり。

動物って覚えているんだろうか……と思っていたら、ちゃんと覚えてました!

お互いに鼻を近づけて挨拶して終了。あっさり。

犬の方も、ジジは他の猫とはやっぱり違うってのがわかってるんですね。

ジジは自分の育ったホームに帰ってきて悠々とあちこちを歩き回ってました。

最初の猫のはずなのに他の猫と仲が悪い。

梁の上で寝る二匹の猫
天井の梁の上で寝るという危険行為

ところがやっぱり、ジジはほかの猫と仲良くなれない。

他の多頭飼育の方に聞いても、やっぱり古参であってもそういう子がいるみたいです。どの猫とも仲良くなれず虐められちゃうので、家族の部屋で隔離してると。

他の猫同士がじゃれあったり一緒に寝たりと距離が近い一方で、ジジは近づかれるだけで「シャー!」と全力で威嚇……。

他の猫も当初はジジ先輩の威嚇にビビってましたが、そのうち「ジジちゃんは威嚇だけで手は出してこない」と覚えてしまい、他の猫の方が図に乗るように。

他の猫(主にメス)に追いかけられることもあり、ストレスだったでしょう。基本的にジジと他の猫は別室にして会わないようにしていました。

だから夜、ジジが私と一緒の部屋にいるときはのびのびゴロゴロしてました。猫じゃらしで遊ぶことも。

唯一気を許していたのは黒猫だけ

ジジが一緒にいても平気だったのは二匹、特に黒猫ちゃんとは軽い追いかけっこをするぐらいに仲良しでした。

ところがこの黒ちゃんはうちに来て一年とたたずに亡くなってしまいました……。

黒ちゃんもどちらかというと一匹狼。猫だけど。他の猫となれ合うのを嫌っていたので、なれ合いが嫌いなもの同士で程よい距離感を保っていたんでしょう。

黒猫と灰色の猫
くっつくことはないけど、同じ場所で寝ることは許されてた

次回予告とおまけ

長くなるのでここで一区切りとします。ジジちゃんは約9年間一緒に生きてくれました。

そのほとんどが日常生活です。写真は大量にあるけどその全てを紹介はできません。面白エピソードとして紹介するつもりもありません。

次回はジジの突然のお別れについて語ります。悲しいけれどジジちゃんのことを残しておきたい。そんなお別れがあるのか、と猫飼いさんの目に留まればいいなと思います。

私が保護猫のことを語るのは、猫自慢でも、猫の可愛さを広めたいわけでもありません。保護猫が私の人生に影響しているから、語らずにはいられないからです。

実はこれを書いている今日もまた、新たな子猫が現れました。いつもの野良猫病院に協力してもらってTNRを行う予定です。

これをただ「かわいい~子猫ちゃんだ~」で済ませられないのは何故なんでしょうね。

まだ子猫が現れるなんて……親猫はどこにいるんだろう……避妊させないとまたすぐ次の世代が生まれちゃう。

それにこの辺は交通量が多いのに、車の多い昼間からなぜうちに来てるんだろう。ひかれちゃうじゃないか。

他の猫は自分の寝床に隠れてるんだろうけど……。

子猫用のご飯を入れたけど大人猫も食べに来るしな~。

大人猫のご飯食べて消化不良とか起こさないかなあ。

大人猫にくっついてたから仲はいいんだろうけどな~。でもその大人猫の去勢もかなり前にしたから親子じゃないんだろうな~。

と心配や不安になるんです。

野良猫を見ていろいろと悲しい想像をして胸が痛くなるのも、プチ毒親育ちやアダルトチルドレン由来なんでしょうか。

とにかく、子猫ちゃんのTNRを頑張ります。

ABOUT ME
たまお
独身30代女。一人暮らし+猫7匹+地域猫。保護した子猫がなかなか譲渡が決まらない。 自分は恵まれていると思っていたら、実はプチ毒親プチ機能不全家庭育ちで生きづらさを抱えているのだと発覚した。 現在「生きづらさ」とは違う「自分らしさ」を模索中。 別ブログには、20代後半の婚活について振り返り中。https://konkatsu.tamaogatari.com/