こんにちは、たまおです。プチ毒親育ち・プチ機能不全家族育ちのアダルトチルドレンと判明して早4ヶ月……日常としては平和ですがいずれ復職して平和が崩れることを今から恐れています。今回の記事では以下のことについて書いていきます。誰かの参考になればいいし、ならなくても自分の記録として書き留めます。
- 主治医・カウンセラー「難しいお母さんですね」
- カウンセラーによる夢分析:自立・自由の気持ちが生まれ始めてる
- ユング派のカウンセラーと話し合った「4つの心理的機能」
主治医にもカウンセラーにも「難しい人・問題」と言われるプチ毒親
4回目のカウンセリングでは、「何を話そう」と思っていたものの、するすると、直近の嫌なことを吐き出しました。今回のカウンセリングでは
- プチ毒父と彼女の結婚式問題を巡る姉の言動にウンザリした話(記事にもしました)
- 家を巡るプチ毒母の発言と私が感じたこと
- プチ毒親や姉やプチ毒父の彼女のことなどのデスノートを昔から作っていたが、私は書くよりもタイピングする方が早い。のでブログを書いて吐き出し整理するのは良いことだと感じてる。
- SNSで悩みに共感されると一人きりの問題じゃないんだ、と気が軽くなる。
について語ってきました。なお、私は主治医やカウンセラー相手に「毒親」という言葉は使いません。なぜなら毒親という言葉自体に賛否両論あるからです。SNS上では「毒親」と言った方がわかりやすいので使っていますし、私はその言葉に否定意見はもちません。この言葉によって救われる子供が多いのは事実です。
ただし病院やカウンセラーには「毒親」という言葉を使わない代わりに、どのような人で、どんな状況で何を言われて、私がどう感じたか、などを伝えています。そのうえで、前回の通院でも主治医からは「お母さんは厄介な人ですね」と言われ、プチ毒父と彼女の結婚式問題について話すとドン引きされました。カウンセラーにも「お母さんも難しい人ですね。特に親子問題は難しいですよね」と言われました。
私「親に気を許して期待した自分が悪かった」
私がプチ毒母について怒りや悲しみを覚えるのが、それだけ私が母親に対して「わかってよ」「こう言ってほしいのに」などという期待や甘えがあるからなんですよね。それが全くない他人から言われても聞き流せるし、怒りや傷ついた気持ちが長引くことはありません。
以前のカウンセリングで「家族とうまく距離が取れている」と言われて、自分の気持ちも平穏が続いていたので、調子こいて母との接点を増やした時期でした。その結果、傷つくことを言われ、プレッシャーやらなんやら与えられ、自分が苦しむことになりました。
「親に期待した自分が悪かった。自分の修行が足りなかったんだと実感しました」「適度な距離を保つって難しいですね。全く話さないわけにはいかないし、私も親に頼らないと出来ないこともあります」
と話すと、カウンセラーからは「親子だと全く話さないとか、何一つ話さないっていうのは難しいですよね」と言われました。我が家は絶縁してるわけではない、プチ毒親なのでその線引きが微妙なんですよね。
悩みを吐き出して反応を得られることはいいこと
Twitterでは最近毒吐きが多いです。季節柄……? 私はこの時期に一番イライラしている気がします。
それでも毒親に対する愚痴に共感のコメントやいいねがもらえると、それだけですごく救われるんですよね。カウンセラーにも話したことなんですが、一人きりだと怒りや恨みでギューッと固くなっちゃう心が、共感するコメントやいいねや、代弁してくれるツイートを見ると、「私だけじゃない! わかってくれますか!」と、ふわっと、ちょっと笑い話にできるような、心にゆとりができる気がします。
同じ悩みを持つ人から共感を得られるのはいいことだと、カウンセラーからもお墨付きをもらいました。私はTwitterで交流するのが得意ではありませんが、ひっそりと救われています。
カウンセラーによる夢分析
前回のカウンセリングでも夢分析してもらいました。夢診断ではなくて、夢分析というのですね。

今回の夢のポイントはこのようなものでした。
- 夢その1:家から猫が脱走したのを私が外で見つけて回収する。家ではプチ毒母が何か自分のやりたいことをやっていて玄関がガバガバだった。そこから飼い猫たちが逃げ出して、私がブチ切れてるのにプチ毒母は「そんなことがうるさい!」と言って取り合わない。それが余計に腹立って、現実に布団を殴ってるところで目が覚めた。
- 夢その2:体育館のようなところで葬式をしている。終わる頃に玄関によぼよぼの子猫がやってきて私が慌てて保護する。体育館ではなぜか入学式の予行練習みたいなことが行われている。
- 夢その3:誰かに首を絞められてる息苦しさ……と思って目が覚めたら本当に猫が首の上で寝てた。どかしたらニャーって言われた。猫に命狙われてる……?
ユング派のカウンセラー曰く、
- 猫=自立心、自由の象徴。ユング派では犬と比較して、犬は指示待ちの印象が強いけど、猫は関係なく自分のやりたいようにやるという自由を表している。
- 葬式=古いことを終えて新しいことへ踏み出そうとするステップを表している。
- 入学式=同様に新しい世界へ踏み出す、新しいことをはじめようとしている象徴。
夢分析の結果と自覚のあること
夢その1は、「猫=私が大切にしている自立心・自由」を母親が大切にしてくれない、理解してくれないということ。
夢その2は、今までのやっていることを終えて次のステップや新しことへ挑戦しようとしている。よぼよぼの子猫は生まれ始めた私の「自立心・自由」を私が大切に保護してこれから育てていこうとしていることを示している。
夢その3は……猫ちゃんが寒かったんですかね……分析をするなら、何か背負い込みすぎて首を絞める苦しい状況にあるということ。
という分析結果について、私も指摘されて自覚がありました。というのも、ちょうどその夢を見た時期というのが「Webライターは即金性があるけどやっぱりしんどい。ストレスになるからやめて、自分の避難場所や表現する場所であるブログの方に向かいたい」と考えていた時期なんです。
カウンセラー(ユング派)と心理的機能について話し合う
ユング派では心理的脳を4つの軸で分類するのだそうです。以下の図はカウンセラーに教えてもらった図ですが、検索すれば様々な解説があります。例えばこちらもわかりやすいのでご参照ください。「心が持つ4つの機能」(外部サイト)
- 思考……論理的な思考。理屈。
- 感情……理屈ではない感情。好き、嫌い、など。
- 感覚……ありのままをとらえる。見えるもの、聞こえるもの。広くとらえ記憶する。
- 直観……特に理由はないひらめき。ありのままではなくその向こうの本質を感じ取る。何かにフォーカスしてよく覚えてる。

私は「思考」が強いと思いましたが、カウンセラーからは、「現代社会では様々な枠組みで教わってきたために『~すべき』という思考にとらわれがちだが、もっと人間の本音で考えて」とアドバイスされました。それでいくと私は、「感情」が一番強いと思うと回答しました。その次に、たぶん「感覚」が優位かな?と話しました。すると、下の図のような形で強さが現れるのだと。

- 感情が一番強く
- 感覚(見えるもの、聞こえるもの、など五感でありのままをとらえる)が次に強いかな?
- 直観
- 思考が一番対極にある
となると、対極にある「思考」が一番強いタイプの人といることがストレスになるということです。そして「思考」が強い人でも、自分の「感情」がないわけではない。ただ感情に気づかないから、自分の感情も他人の感情にも疎く、「言われないと感情に気づかない」「自分の言動で相手がどう感じるかわからない」だそうです。
「感情」が強いタイプは、他人の感情まで感じ取ると。「言わないでもわかるでしょ」「言うと傷つけるかな」と考えるのだそうです。
もし我が家のプチ毒母が「思考」が強い人間だとしたら、「感情」の強い私と対極にいるので非常に相性が悪くストレスになるのだそうです。「思考」タイプの人は「自分の感情も、バッと言っちゃう。それによって相手が傷ついたかどうかは関係ない」のですって。
あーまさにそんな感じですね! 私の言ったことを受け止めないで、母親自身の感情を投げつけて返してくる。
私の言ったことをいったん受け止めてよ、とキレたこともあります。
経営者という立場上なのかわからないけど、従業員や業者や目上の人に対しても感情や共感というよりも問題解決を優先したがる感じはあります。あと外面がいい。感情に寄り添った共感や傾聴といったものを見たことがありません。泣いてる従業員に対しても「泣いてる理由がわからないんじゃどうしようもない」と言ったり、勝手に泣いてる理由を決めつけたりしてました。
「内向」「外交」「ジャッジメント」を加えた16タイプもある
ユング派の4つのタイプからさらに16タイプに分けるものもあると。ネットでできるよ、と言われたので早速やってみました。
「擁護者(ISFJ-T)」タイプと診断されました。内向型92%と想定通りですね……。
まとめ:カウンセリングで気づくこともある
前回は「家族とうまく距離を撮れている」とってもらえて自信がつき、今回は「古いものを捨て新しいもの、自立心や自由を手に入れて育てようとしている」と言われて嬉しかったです。
カウンセリングも相性によるんでしょうが、私は特に問題を感じたことはないのでこのまま継続したいと思います。次回は来年です。
えっ、休職してからもうそんなに時間が経ってたの……?