
ある時期から母親への不満が募り、たびたび口論に発展していた我々親子ですが、7月についに毒親という言葉に出会いました。
私は虐待もされてないし縁のない言葉だと思っていましたが、毒親育ちの特徴に当てはまることに気が付きました。
そこで私は、自らの親の毒要素はそこまでではないけど普通ではなかった……というところからプチ毒親と命名。


そして私のいじけた性格は生きづらさと呼ばれるものだと判明し、ただ精神疾患まではいってないからやはりただの甘えなのか、という思いも払拭できずに、プチ生きづらさと命名しました。

そんなプチ毒親育ち・プチ生きづらい・31歳独身女が、適応障害を発症し休職しはじめた今月、言われた毒発言をまとめてみました。
ここでは発言集となり(一部私の発言も混ぜています)、それに対する反論は別記事にします。
毒親発言Part1:初盆を巡る口論から私がカウンセリングへ行ったとき(後に適応障害と判明)
「そんなに爺さんの初盆の法事に行きたい? そんなに大事にしてるように見えなかったけど」
「お姉ちゃんはあんたに言われて嫌々行くんだろうね。苦痛の何物でもないよ」
「お姉ちゃんの旦那や子供にまで迷惑かけてまで行きたいの?」
「あんたは一人だから旅行気分だろうけど。一人で行けば?」
「お姉ちゃんには『無理していくな』といったけど、あんたのことを恐れてるから、後が面倒くさいから行くというだろうね」
「私と関わりたくないならはっきり言え。私もあんたをあてにしない」
「泣き言を言ってしばらく休めばいい。その間の仕事は誰がするんだ。私はうつでも祖母が死んでも体が痛くても休めないのに。この前まで強気でかみついてきて、少し責めたぐらいで鬱になって夜も眠れないのか。最低限の仕事だけやってさっさと帰ればいい。このメールもカウンセラーに見せればいい」
「生活費と会社の資金に充てるから500万円貸せ」
毒親発言Part2:娘への不満と自身のトラウマを娘にぶつけてきたとき
「お姉ちゃんは今後うちの仕事をする気はないと今更言い出した」
「あんたは人と関わりたくないから仕事は無理だろうね。あんたは人格異常者だから急に仕事を放棄するかもしれないし」
「お姉ちゃんは4時間以上働かないお荷物だ。すぐ帰るし休むし役に立たない」
「もう私は十分娘二人を援助してやった。これ以上しろというのか? お前たちは私を助けるという気がないのか?」
「お姉ちゃんに新築祝いで業務用の洗浄機を買ってやると言ったら『いらない』と言ってきた。私が娘のためにしてやろうという気持ちをないがしろにした」
「誕生日ケーキをお姉ちゃんにも分けてあげようとしたら『いらない』と言われて腹が立った」
「姉の旦那さん一家は、親がみんなに大事にされて、還暦にみんなからお祝いされるのが羨ましい」
「毒親で悪かったね」
「あの日カウンセリングに行くと一言言えばあんなきついメールはしなかった」
「〇〇ちゃんみたいな新入社員でも私に一言相談してきたのに情けない、非常識」
「私が楽しみにしていたワイヤレスイヤホンを設定してもらおうと期待してたのに、あんたから『お姉ちゃんにやってもらって』とメモが置いてあってぞっとした」
「もうイヤホンを見るのもおぞましいからお姉ちゃんにあげた」
「辛いからと言っていなくなるならあんたの親父と一緒だ。親父のことがフラッシュバックした」
「私はどんなにつらくても逃げれないのに」
「親父さえ帰ってこなければ私が家を出ていくことはなかった。親父とは2,3年口をきかなかった。けどちょっとしたきっかけで爆発して家を出た」
「あんたにメールしたら『辛くて涙が出る、食欲もない、眠れない』と言い訳をしてきた。親父と同じ言い訳をして被った。ふざけるな! 筋を通して帰れ! と激怒した」
「悪かったね。でも私の人生はこれはこれで受け入れてるつもり。娘の人生に入り込まない。やることだけやって帰る。もう誰もいないと思って行動する」
「カウンセリングに行ったって私は上から目線で『あんたに何がわかるんだ』と怒鳴るだろうね」
「若いころから兄の統合失調症に付き合わされて、閉鎖病棟の中を進んで、独居房に見舞いに行って、差し入れしたものを私と母親が見守る。そんな面会を毎週続けてた」
「亡くなった後に警察にも事情聴取された」
「私の一番の地獄だった。それが勉強しただけのセラピストに『経験あるのか! 学校で学んできただけのやつが偉そうなことを言うな』と暴言を吐くにきまってる」
「過去にカウンセリングを受けたが信用していない。何も変わらなかった。薬をもらえたことだけは良かったけど」
「娘には『誰も頼るな』と思って良かれと思ってお金と労力を注いできたのに、あんたたちは『母親が勝手にやったことでしょ、自己満足でしょ』と口をたたく。たまったもんじゃない」
「あんたたちにしたら母親のせいで犠牲になったと私を責める。私が散々責められる」
毒親発言Part3:自称「毒親のことを勉強した」プチ毒母の感想
「私が精神科を勧めなかったらあんたは働き続けるつもりだったんだろう。本当に病んでるのか? フリなのか? 人格異常なんじゃないの?」
「あんたに言われて動画も見て勉強した。けど精神科医だろうが心理士だろうが、あいつらは一般論しか言わない。兄を見てきた自分のほうが、どうやって人が病んでいくのかわかってる」
「毒親チェックしたけど2つしか当てはまらない」
「あ、そう。毒親育ちの子供のチェックリストもやってみろ」
「過干渉でも放任でも怒鳴ったり暴力もしてない」
「一緒に仕事しだしてから仕事の愚痴や悪口は言ったけど、それまでは言ったことがない。父親や友達や親せきの悪口も言ったことがない」
「子育てに失敗したわ」
「お姉ちゃんも同じように育てたけど、あっちは私を毒親と思ってない」
「お姉ちゃんは最初の子だから神経質に育てた。あんたのことはそうでもない。それが大事にしてないということなのか」
「でも学校に行きたがらないあんたを毎日学校まで送ってやった。妹のほうによっぽど手をかけて姉のほうが可哀そうな思いをさせたと思ってる。あんたのほうを可愛い可愛いと育てたけど」
「仕事中に私に偉そうな態度をとっても黙ってきたけどね」
「毒親だと非難するんじゃなくて、あんたは人間みんなが嫌いなんでしょ。目の前にいる人みんなが気に入らないんでしょ。子供のころからよく人の悪口を言ってたから、いつか殴られるよ、と言ったのを覚えてるか?」
「私が原因であんたが病気になったなら私が悪いんだろうね。縁を切ったほうがいいなら切れば?」
「いろいろ論文を見たけど毒親とは縁を切るしか生存の道はないんだってね。あんたが見ろと言ったから見たのよ」
「親が勝手に生んだんだから被害者の自分の面倒を見ろというのが当然って人や学者が多いね。ACはそう考えるのね。それも病気だろうけど」
「これからも私は毒親と言って私を生きづらさのせいにするなら縁を切るしかないね」
「あんたはあんたで好きに生きればいい。でも私はどうしたらいいの?」
「お金だけ渡したらいいの?」
「いろいろ読んだけど、読む人によって都合のいい部分だけしか見ないんだね。毒親のせいでこうなって、毒親が原因で辛いことが分かった。なら毒親と付き合わなきゃいいじゃん?」
「親は良かれと思って子育てしてやってるのに、それを否定されたら私の人生も否定されたと同じだ。あんたが人生を返せというように、私も人生を返せと言いたい。それを理解しろ」
「今住んでいる家を他人に貸して家賃収入を得ながら、あんたと私が山奥の家に移住したら?」
「トイレも風呂もきれいにしたら住める。どこが嫌なの?」
「それが嫌なら、じゃあどうしたの? これから仕事も収入もなくなるのに、どうするの?」
「あんたは私の言うことに『そうすればいいんじゃない』と投げやりに返すけど、全然自分で考えて私の相談に乗ってくれない」
「あんたは『今は考えたくない、決められない』というけど、でもどうするの?」
「私に不満があるなら言え。どうしてほしいか言え」
「あんたは『やりたいことも、どうしたいかもわからない』というけど私だってそうだ」
毒親発言のまとめと次回予告
今月言われたことで、特にLINEに残っている文面と、つい先日言われたことを思い出しながら書きだしました。腹が立つ・しんどい、という気持ちのほかに「何言ってんだろこの人、矛盾に気づかないんだ。これだからやばいな」と呆れる気持ちが混ざりながら書きました。
各文章に解説やこちらの思ってることも述べておきたいのですが、長くなるので解説編・反論編を別の記事にしようと思います。それでも私の発言をつけたところは、私はLINEで返した文章なので、入れておいたほうがわかりやすいかと思いました。
これは私が自分のセラピーのためにと思って書いているブログです。ここで言われたことだけを書き記していては、言われっぱなしの状態と変わりません。
本人に直接言ったところで火に油でしかないのでもう黙ってますが、本当は言い返したいことがたくさんあります。
それを別の記事で書いていきます。
それらを踏まえたうえで、娘が推測するプチ毒母の正体に迫りたいと思います。