前回の振り返り
こんにちは、たまおです。
前回、Twitterをきっかけに「プチ毒母はNPD=自己愛性パーソナリティ障害かもしれない」と気が付き、さらに「うちの母親を見たのかな?」と思うぐらいに的確に解説してくれた動画をご紹介いたしました。

今回は親子関係から少し離れて、NPD(自己愛性パーソナリティ障害)の特徴かもしれないと思える独特な、プチ毒母の考え方をご紹介いたします。
以前までの私は呆れながらも真に受けていました。今ならわかります。
それ、おかしくない?
NPD(自己愛性パーソナリティ障害)の母親の発言
仕事編

幼稚な自己愛に見えます。
- 私が中心じゃなきゃ気が済まない。
- 私に注目されたい。
- 私以外の人が中心だと腹が立つ。
- 従業員はみんな私を慕っている。
- テレビに出てるあの人は自分の知り合い。大したことがない人だ。
- テレビや本に名前が出てるこの人は私が指導してやった。
- 自私が本当に友人と認めるのは2人だけ。
- あの人が困ったときに私が助けてやった。
- 私が作ったものはヒットする。
- どうして私ってこんなに才能があるんだろう?
学生編

- 人を殴ったことはないけど学校では一目置かれていた。
- 喧嘩はしなかったけど不良グループに恐れられていた。
- 私が最初じゃなきゃ気が済まなかった。衣替えの時期、私が一番に衣替えをしたかったのに先こされて腹が立った。
- すぐに家に帰って着替えなおした。
- 私は文学や芸術が好きなアーティストタイプだ。
- 私はモテた。
生活編

- 私はお嬢様育ちだった。
- 父(私の祖父)はたくさん猟銃をもち猟犬を飼っていた。
- 魔法のカード(父親のクレジットカード)でお金を気にせず買い物していた。
- 占いで私は強い運勢だと言われた。
- だから私のそばにいる人は幸せだけど離れると不幸になる人が多い。
- 私は何でも一人でやってきた。
- 私は自分で人生を切り開いてきた。
- 私は私を馬鹿にした人間を見返してきた。
- 今はそいつらが私にペコペコしている。
- 私はいつも相手を責めるときに逃げ道を用意してやっている。
- 私は動物が調子悪いのがわかる。
- 私は相手の隠した意図がわかる。
言動以外の特徴

- 声が大きい。
- 語調が強い。
- 相手を責める言葉を使う。
- オブラートに包む、相手を気遣った柔らかい表現が出来ない。
- 論点をずらしてくる。
- 相手の感情に寄り添うことが出来ない。
- 相手が誰であろうと自分の非を認められない。
毒母への対応

私は、私のプチ毒母に対しては諦めて距離をとるしかないと思っています。
私の上司だった人(精神保健福祉士、社会福祉士、ケースワーカーとして精神障害者に対応経験豊富)が言っていた言葉が印象的です。
パーソナリティ障害の人にはつける薬はない、と医者から言われた。
もちろんこの言葉だけでその真意を推し量ることは難しいと思います。反論もあるかと思います。
ただ、こんな母親のもとで育った私には頷くしかありません。
自覚がある人や自分でも何とかしたいと思っている人には、薬物療法、精神療法、カウンセリング、ソーシャルスキルトレーニングなどが効果を表すようです。
ただ、認めない人はそもそもその場に行かないので無理ですよね。
まとめ
専門家に診断を下されたわけではないのではっきりそうだとは言えません。しかし私の中で我が家のプチ毒母はNPD(自己愛性パーソナリティ障害)なんだ、と思うだけで世界がすっきり整理された気がします。
それまでは、このモヤモヤに名前がなく、虐待家庭でもなく、恵まれているのになぜこんな風に感じるんだろう? と思っていました。
今はいろんな気持ちや考えが混沌としている頭ですが、そこに少しずつ名前や形を与えていくことで、納めるべき場所に収めていけるような気がしています。
そのためにTwitterで気持ちを吐き出し、誰かの気持ちに共感し、言葉に励まされています。
そうして自分の中で少しずつたまった情報を形に残しておくためにブログを書いています。
私と同じように「親子の衝突が絶えない、親が嫌いだけどそんな自分も嫌い」という誰かに、私みたいな人間もいるんだよ、あなたは間違ってないよ、と届けばいいなと願っています。
ありがとうございました。