こんにちは、たまおです。
プチ毒親・プチ機能不全家族育ちのアダルトチルドレン、生きづらいと呼ばれる人間だったと気が付きました。その経緯については過去の記事で順を追って説明していますので、もしご興味があれば最初のほうの記事を読んでみてください。
ブログ内リンク? 数が多すぎますので……。
前回、ついに休職を決心し、そのためにも診断書が必要なので心療内科へ通院することにしました。

心療内科の初診
電話で初診の予約
月曜日の朝9時30分、電話をしました。
では10時30分に来れますか?
うちは診察までが長いので夕方までかかると思いますが、大丈夫でしょうか?
今日はどのようなことで来られますか?
まさか今日すぐに診てもらえるとは思わず、びっくりしつつもお願いしました。
食欲がないこと、寝つきが悪いこと、涙が出ること、イライラすること、仕事に集中できないことをお伝えしました。
来院、そして受付後
まず流れはこのようなものでした。
- 10時30分、電話予約したことを告げる。
- 個室のカウンセリング室へ連れていかれそこで問診票の記入をする。
- 別室で血液検査をされる。2本とられました。
- またカウンセリング室で待機。
- そのまま看護師の聞き取りが始まる。私が泣き泣き話したからか、2時間みっちり聞いてくれる。
- 主に何があったのか、どんな状況か、家族構成など。そして「こうなったらいいな」の将来的な希望はあるか、または「こうなるのは嫌だ」というものはあるか、と聞かれる。
- 診察までカウンセリング室で待機。個室なうえにソファやクッションがあったのでそこで休んでました。
- 看護師さんが自立支援医療制度の説明をしてくれたので申請を希望する。
- 診察室に呼ばれる。午前診療の最後の患者だったので、普段より時間をとってくれたらしい。
- 医者からも「どうなりたいですか?どうしたいですか?」と聞かれる。
- 受付にて会計・次回予約・処方箋をもらう。
- 薬局へ行く。
- 帰る。帰宅時17時。
忠告されてたけど、本当に丸一日潰れるわ、前日からのコンディション最悪だわ、大泣きだわで頭痛MAXでしたが、結果としてとてもよかったです。
何より
- ずっと個室で待たせてくれたこと
- ソファとクッションがあったので楽な体勢でいられたこと
- 看護師さんが親身になって聞いてくれたこと
これがとても嬉しかったです。
そして聞き取り中の看護師さんにも
え! まだお仕事行かれてるんですか!
と驚かれました。
お医者さんからは、
薬とカウンセリングで治療していきましょう。
ということでした。
自分の意思がわからない
看護師からも医者からも聞かれました。
「こうなったらいいな、こうしたいな、などの希望はありますか?」
「逆にこれだけは嫌だ、こうなるのは嫌だ、はありますか?」
皆さんはあるでしょうか?
私は……
わかりません。
今までやりたいことも、どうしたいかもわかりませんでした。
やりたいんじゃなくて、やらなきゃいけない、やるしかない、私しかいないじゃん、という気持ちでやってました。
やりたくないことも、よくわかりません。
本当に嫌なことからはずっと逃げてきました。だからこれだけは絶対いや、というものがよくわかりません
休みたいのかどうかもわからない。ただ休めと言われたから、そうなのかなあ、という気持ちです。
休めるなら、休みたいけど甘えなのかな……よくわかりません。
としか答えられませんでした。
「自由にしていいよ」が大の苦手
私は昔から、
自由に書いていいよ、自由に遊んでいいよ、自由に作っていいよ。
好きなものを選んだらいいよ。
というのが大の苦手でした。幼稚園の先生からも
みんなが自由に何か作るとき、たまおちゃんは最後まで手を付けなかった。
周りの子が何をしているのか、何を作っているのかを見てから、自分のものに取り掛かった。
それもすっごく小さく作ってたね。
と言われました。思い当たる節はあります。
こうした経験をカウンセラーに話したとき
もしかして、いつも指示の下で動いていましたか?
と指摘されました。
はっきりと「そうだった」と納得はできないけど、指示を仰いでいたというか、自分のやることなすことでプチ毒母の反応を窺っていた覚えはあります。
今でも他人の反応を窺って、自分に意見があっても相手の意見や場の空気を優先してしまいます。
ただそれは社会人なら誰もが円滑なコミュニケーションをとるためにやる、社会スキルの一つだろうと思っていますが、違うのでしょうか?
自分の意思を主張する安心感がない

好きなものは否定される。
親の好みを押し付けられる。
私が自主的に行動したら嫌味を言われる。
私が選んだものを母がどのように見ているか顔色をうかがう、どう思うか意見をうかがう、否定され母の意見を押し付けられ押し通される、という経験が積み重なっていました。
大人になってやっと自己主張を始めても、強い言い方で押さえつけられ、受け入れてもらったことがない。認められたことがない。私が責められ、私以外の誰かをかばわれる。私には理不尽さや悔しさや怒りしか残らなかった。
子供の意見は無視される、反対される。
子供の好きなものも「そんなもの」扱い、好きな話をしても「あんたが何を話しているかわからない」、冷めた眼差しで見られる、「あんたはいいねえ遊んでばっかで」などの嫌味発言。
そんな状況で育ってきて、自分の意思表示が難しくなっていたのでしょう。
初めての心療内科通院を終えて
疲れ果てました。なぜか翌日は全身が筋肉痛になりました。
先生には無事に診断書を書いていただけることになりました。
休職も納得してもらえて、傷病手当も協力的で、自立支援医療制度も進めてくれます。
とはいえ、悲しことに私の仕事はいま私しかできない。
引継ぎしないと休めない。
資格更新のための課題もある。
しんどい……けど、もうちょっとだけ出勤。
あと薬への不安がちょっとありました。
仕事柄、精神障害者の方の面談も経験ありますが、薬があうあわないで体調が変動するんですよね。
そしてどんな変化があったか……長くなったので、また別の記事にします。ありがとうございました。