こんにちは。たまおです。
前回は、毒親育ち・生きづらいと発覚するより前の、まだのんきな学生時代からすでに一人暮らしの快適さに感激していたお話をしました。

今回はその後に二度目の一人暮らしをするに至った経緯について話していきます。
前回同様、こんな人に向けてお届けします。
こんな悩みをお持ちの人へ
- 毒親・毒親家庭から逃げたい。夜逃げとまではいかなくていいから。
- ライフスタイルの変化はないけど家から逃げたい。
- とにかく家族から離れて一人暮らしがしたい。
結論:勢いに任せたけど出てよかった
養成校を卒業したため実家に戻った私でしたが、約一年後には後述する事情で再度アパートでの一人暮らしを選択。今回は猫ちゃんも連れて行きました。
実家とも会社とも超近かったですが、やはり家族と離れて一人の時間、一人の守られた城というのは良いものです。
アパートで2年間暮らし、更新の時期に合わせて事情によってまた引っ越しました。
主に費用面で大きな負担がありましたが、それでも実家にいるよりはるかにストレスフリーでした!

養成校卒業後に実家へ:新卒入社~実家の会社へ入社
なんやかんやあって、新卒入社した会社は4か月でやめました。
障害児入所施設でしたが、
- そもそも子供嫌いなのになぜ選んだ?→地元では大きい会社だから、というだけの理由。
- 勤務時間が不規則で生活が乱れる。
- 日々の業務以外にイベント準備や会社内での係を新人に任せられて覚えられない。
- 新人でも成人の入所施設へ応援に行かされるので色々覚えられない。
- 効率の悪さが気になる。
- 一人の時間がない。
そんなわけで会社に行きたくない日が続き、勤務中にも涙が出ることが増え、微熱が続き、咳喘息が治らず、上司との面談を何度もするが改善されず退職。
今思えば適応障害だったんだろうけど、自宅での療養を経て数日後に実家の会社へ入社しました。
実家の会社ですし、大学4年間バイトしていたので多少は勝手がわかりました。
数年ぶりの家族4人での生活
姉は私より先に実家の会社へ入社して実家暮らしをしておりました。
母方祖母(認知症がかなり進んでる)、母、姉、私、犬と猫。
当初は一応住み慣れた家で、また前職の辛さがあれば家の仕事なんて楽勝、という気持ちで過ごしておりました。
ストレスがたまりだす:母の更年期疑惑から始まった

ところが次第に母親の有毒っぷりに気が付き始めます。
- 機嫌の悪さや疲れを全身でアピールする。
- いつもイライラしてる。
- 文句がうるさい。
- 嫌味を言われる。
- 一緒にいるのが苦痛。
そうして母が帰宅する時間には私や姉は自室へ引きこもるようになりました。姉とは、更年期じゃない?なんて話し合って、母にも伝えました。
目的は、更年期なら病院で薬をもらえば母自身が楽に過ごせるようになるから、そうしたらどうか、というつもりです。
するとNPD(自己愛性パーソナリティ障害)疑惑の毒母のスイッチが入り、「私は違う」「お前たちは仕事で疲れた母を何とも思わないのか」などなど、自分を振り返らずに責めることばかり。
毒母お得意の「じゃあ出ていけばいい」

部屋へ引きこもる姉や私を責め、嫌味を言い、そして毒母お得意「じゃあ出ていけ!」が炸裂。
姉はここでもだんまりを決め込む性質ですが、私は「わかった、そうする」と。
一度は一人暮らしをしたので自信はあるし、ある程度の貯金もあったので引き続き働いていればお金が底をつくことはないという見立てです。
そしてそこまで言われながら母と生活するなんて無理でした。
私の長所・あるいは短所:行動が早い
そんな事件があったその日のうちに近所の不動産屋へ。
「部屋を借りたいんですけど~」目的を持つと堂々と(表面上は大人しく)してるのが私です。
- 部屋数(広さ)と家賃
- 猫可
- 猫が走れる広さが欲しい。(ファミリー向けになってしまった)
- 職場に近い
というのを条件に探してもらいました。猫ちゃんは私を慕ってくれてるので連れていくつもりでした。
いろいろ経て母親に「アパート借りることにしたから」と言ったら「本当に出ていくの!?」と驚かれて腹が立ちましたね。
部屋探し:ペット可
私が大学生の時に迎えた子ですが、私の猫アレルギー発症や、寝てる間にいろいろ物をなぎ倒されることを理由に、夜は一緒に寝ないという方針をとっていました。
それでも毎晩毎晩、「ドアを開けて~」と鳴きながらドアをカリカリする様はかわいそうでしたが……「姉と寝てね」と押し返してました。それでもドアの隙間を作って侵入してくることもありました。
それぐらい、この猫ちゃんは私を好いてくれてるという自信に満ちてましたから。
絶対に一緒に住むつもりで猫可の物件を探しました。

引っ越し費用・家電購入・生活費が痛い:毎月の給料のみがあてになる
これまで姉の引っ越しでサカイ引越センターを利用していたので、今回もそこへ頼みました。
「姉が使ったことあります」アピールで少しだけ安くしてもらいましたが、まあもともと値引きありきの設定なんでしょうと感じています。
あ、これも母親の入れ知恵です。「なんでも値引きありきの値段設定だからありがたく思うことはない。遠慮するな」本当でしょうか?
さて、段ボールに詰めてもっていけるものは自分で運べますが大型家具はどうしても引っ越し屋さんへ。
そして何年住むつもりかわからないので今回は家電も購入です。
築2~3年の新しいアパート、家賃7万越え。
今回は私自身が働いているということと、私の意思で家を出たということで、家賃光熱費食費その他もろもろのお金はすべて自分の貯金で賄いました。
私の生活が落ち着いたところでようやく猫ちゃんもお迎え可能に。
私と猫の夢の生活が始まります。お金はかかったけど私好みのお家、家族の不要なもので溢れない私だけが私の責任を取ればいい、誰にもイライラしない生活でした。
突然のアパート暮らし終了:平屋建てに引っ越すことに
超快適なアパート暮らし2年が近づこうとしているとき、新たな物件情報が母から入りました。
会社所有の平屋建てに親戚が住んでいましたが、高齢のためにご家族の元へ引っ越すことになり、空き家となったのです。
ということでアパートとほぼ同じ広さ、会社により近い、光熱費水道代なし、家賃2万、という空き物件があるんだから住んでは?
という母からのお誘いでした。家賃光熱費で10万以上は、金欠もないけど貯金も何もあったもんじゃありませんからね。
家族と別居ができるならそれでいいです。ということで引っ越しが決定しました。
猫ちゃんもお引越し。

結論と次回予告
生活費は高かったけどいい生活できました!
何せファミリー向けのアパートに私と猫ちゃんだけの生活ですから広々ですよ。
次回、貯金のために平屋建てへ引っ越す!
家電を買っててよかったかもしれない。