メンタルヘルス

適応障害にて休職:1か月目体験談【罪悪感はあるのかどうか】

こんにちは、たまおです。

今日も適応障害にて休職1か月たったので、その間の生活や気持ちをより細かく見ていくことにしている途中です。

  1. 実感として休んだ気がしない
  2. 心の本音(主に経済的不安)
  3. 孤独感・退屈かどうか
  4. 適応障害による休職者の抱く「罪悪感」と私の違い 今回はここ!
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前回は第3回「孤独か退屈か」について語りました。仕事に行かない、一人暮らし、友達はいない、家族にも会いたくない……寂しくないの?孤独じゃないの?退屈じゃないの?という疑問に向き合って考えました。

結論としては、全く寂しくないし退屈でもない。人に会いたくないし嫌でも社会参加する機会がある。家にいるのはバカンスではなくて休養のためであり、退屈と感じるようになれば復職を検討する時期なのかもしれないと考えています。

そして今回は、「適応障害による休職者の抱く「罪悪感」と私の違い」について正直な感想を語っていきます。

休職者の多くは罪悪感・自己嫌悪を抱く

暗い教会で祈る人の手
罪悪感、自己嫌悪感。

適応障害うつ病などの精神疾患で休職した方の体験談動画を何度も視聴しました。その中で多くの方が言われていたのが

  • 仕事を休んでみんなに迷惑をかけて申し訳ない
  • こんなことで休むなんて情けない
  • みんな頑張って働いているのに私は休んでいるという罪悪感がある
  • 夢の仕事だったのに働けなくなった
  • もう復職なんて無理じゃないか

などなど罪悪感自己嫌悪が目立ちました。

恐らく罪悪感を抱きやすい思考の人だからこそ、頑張りすぎて適応障害うつ病を引き起こしたのではないでしょうか。

真面目で、責任感があって、頑張り屋さんで、自分よりも他人のことを優先してしまう。

だからいざ体と心が限界を迎えて倒れた時、今まで頑張れていた自分が頑張れなくなったという現実にショックを受けるのでしょう。

私には罪悪感がない。なぜなのか?

さて一方で私はどうでしょうか?

罪悪感? ない!

自己嫌悪? 毒親と同じ行動をしているときにはあとで気が付いて陥りますが、休職していること自体には、ない!

秋を思わせる野外で手を広げる女性
リフレッシュ期間中

なぜかというと、これまでの「適応障害にて休職:1か月目体験談」シリーズでみてきたように、私なりに活動しているからです。

休職中であってもやることがある。それが私にとっての日々の仕事という感覚なのかもしれません。

それにやっと家族・職場から離れられた! という開放感があります。

おそらく仕事中に絶えず「怒り」を感じていたからこそ、休むことへの罪悪感がないのです。

仕事をしているときのあの息苦しさ、圧迫感、毎日のイライラ、たまり続けるストレス、ネガティブ、怒り……それを思えば、今の生活は最高です

罪悪感を抱かないことは悪いことなのか?

もしかしたら、休職者の中には私のように「罪悪感がない」というタイプの方もいるかもしれません。

私は体験者の動画を見るたびに

私はそんなに罪悪感もないし、自分がダメな奴だと思わない……。

こんなに思い詰めることもない。

むしろ私ってまだまだ頑張れたのに早々と諦めた根性なしなのか……?

という、そこまで頑張って潰れてしまった人たちに対しての罪悪感が生まれました。

でもそれもやっぱり違うな、と思い直すこともできました。

いや、頑張りすぎて潰れてからじゃ遅いんだよ!

だってあの時の私は確実にしんどかった!

誰も味方がいなくて、辛くて、涙が止まらなくて、食事も睡眠もとれなかった!

仕事場にいてずっと怒りを押さえつけるなんて異常な状態だよ。

と過去を振り返ります。

今はここまで元気になってる、だけどそれは休職したことでストレス原因から離れることが出来たからこそです。

だから、休職しているのに罪悪感を抱かないことはいけないのか?→そんなことはない! と断言します。

壊れる前に自分を労わることが出来た、それだけだと思います。

それだけ元気なら復職したら?と思われるかも

これまでの記事を読んでくださった方の中には「それだけ元気ならもう復職すればいいじゃん。まだ休んでるなんてそれこそ甘えだろ」と思われるかもしれません。

自分でも日常生活は送れている、と思っています。

ただ仕事ができる状態か、というと自信がありません。

「誰だって完璧な状態で仕事してるわけじゃない! みんな疲れてるのに苦しみながら働いてるんだ!」

という人もいるかもしれません。我が家のプチ毒母がそのパターンです。

そもそもそうやって働いている状態がいいことなのか?という疑問があります。苦しいなら休めばいいじゃない、と。

休めないから働いてるんだろ、と逆切れされそうですが。(プチ毒母の思考がこれです)

自分でも原因がわかりませんが、いまだにこのような症状があります。

  • 食欲がない。
  • 食べてないけど吐き気がして苦しい。
  • 中途覚醒がある。
  • ベッドから動けない時間が長い。
  • 休憩しないと家事が出来ない。
  • 仕事や家族に短時間でも関わると(連絡があっただけでも)、感情が乱れる。寝付けない。中途覚醒がいつもより多い。悪夢を見る。
  • 過去の嫌なことを思い出したり考えては怒りがわいて涙が出る。

などなど……はっきりと原因がわかる日もありますが、特に何もないのに症状だけがある日もあります。

休職期間について
精神科医による解説
精神科医による解説2

現時点で復職した場合考えられるシナリオ

休職期間については、会社(プチ毒母)は1年でも2年でもゆっくりすればいいと言ってくれています。医者からもひとまず3か月、と最初に言われました。

それでももし今の状態で復職すれば、どうなるでしょうか?

復職した時のシナリオ予想
  1. 朝からうつ。
  2. 職場でのイライラが抑えられない。
  3. そして泣く。
  4. 休みたくなる。

ダメなパターンしか思いつきません。

医者の見解は「なかなかよくならないね」

上記のような症状や心境を伝えているからか、医者からは

医者

なかなかよくなりませんねえ。

まだ仕事はできませんか。

と言われています。

一番のストレス原因が仕事に関わってますからね……カウンセリングを通じて思考の癖を飼えないと復職は不安でしかありません。

まとめ

「適応障害にて休職:1か月目体験談」シリーズを通して、今の私が感じていることを掘り下げてみてきました。

  1. 実感として休んだ気がしない
  2. 心の本音(主に経済的不安)
  3. 孤独感・退屈かどうか
  4. 適応障害による休職者の抱く「罪悪感」と私の違い

こうやって考えて来ると、私はだいぶ自分の心の整理が出来ました。

今回の最終章にて私が他の休職者の方が抱くような罪悪感を抱かない原因も、細かく見ていくことで自分で納得できました。

罪悪感を抱かない=元気、というわけではありません。

私は自分なりの理由を分析してみましたが、人によって休職中の過ごし方や、体調や、感想や、その理由は異なります。私のブログで書いてることは、あくまで一例としてのみにとどめておいてください。

「こんな感じで過ごしててもいいんだ~」ぐらいの気持ちで受け止めてくれると嬉しいです。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

ABOUT ME
たまお
独身30代女。一人暮らし+猫7匹+地域猫。保護した子猫がなかなか譲渡が決まらない。 自分は恵まれていると思っていたら、実はプチ毒親プチ機能不全家庭育ちで生きづらさを抱えているのだと発覚した。 現在「生きづらさ」とは違う「自分らしさ」を模索中。 別ブログには、20代後半の婚活について振り返り中。https://konkatsu.tamaogatari.com/